「安全でなければ、
作業をしません」
家より安全な職場づくり

サムスン電子は事業所の安全レベルを高めるため、2013年から毎年「環境安全イノベーションデー」イベントを開催しています。 2019年からは製造プロセスと事業運営の特性を考慮してCE・IM部門とDS部門に分けてイベントを開催し、製造と環境安全分野を統合したイベントを「グローバル製造・環境安全イノベーションデー」に格上げしました。 このイベントで、サムスン電子は製造プロセスとインフラ分野における環境安全のリスク分析および改善事例を共有しています。

2020年には、サムスン電子、サムスンディスプレイ、サムスンSDI、サムスン電機、サムスンバイオロジクスといった5つのグループ会社が共同でイノベーションデーを開催しました。 当時、平沢事業所の最新設備の導入と優秀プロセス事例に対して現場でベンチマークを実施し、安全意識の改善、 無人化・自動化 環境貢献という3つの分科のイノベーション事例61件を共有しました。 さらに、イベントに参加した国内外の事業所と協力会社の社員を対象に、革新的で安全な事業所づくりに関する専門家の講演、各協力会社の 優れたイノベーション事例・ノウハウの共有を行いました。2021年には、新型コロナウイルス感染症の状況を考慮してオンラインでイベントが行われました。 サムスン半導体、サムスンSDC、サムスンSDI、サムスン電機、サムスンバイオロジックスの5つの部品会社が、前年のイベントで発掘した3つの主要課題の優秀事例について共有しました。 安全革新、環境貢献、未来技術に関する35の課題を水平展開し、部品会社間でシナジー効果を生み出す64の新たな課題も発掘しました。

サムスン半導体は、リスク要素を事前に把握する評価能力を高めるため、「リスク評価
専門家養成コース」を運営しています。

サムスン電子は2020年に計1,425人のリスク評価専門家を養成しました。 これは2019年と比較して195人、つまり16％増加した水準です。 リスク評価専門家の養成に続き、サムスン電子は前年度の優秀な教育修了者547人を対象に、複合的で有害なリスク要因を発掘する発展型教育も行いました。