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UFS (universal Flash Storage)

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UFS [Universal Flash Storage] 次世代フラッシュメモリカードの標準。 UFSは、半導体技術協会「ジェデック(JEDEC)」の最新の内蔵メモリー規格である「UFS 2.0」インターフェースを適用した次世代の超高速フラッシュメモリのことをいう。
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eMMCとLVDSの通信インターフェース構造


従来のeMMC(embedded Multi Media Card)パラレルインターフェースは、データを一度に一方向にしか転送できないため、読み書きが同時にできなかったが、UFSの場合は、読み書き専用の経路があるLVDS(Low-Voltage Differential Signaling)直列インターフェースがあるため、読み書きを同時に行う双方向コミュニケーションが可能だ。 また、UFSは、SSDに備えられている速度加速機能である「コマンドキュー(Command Queue)」を適用した。 コマンドキューは、複数のコマンドを同時に処理する技術で、内蔵のメモリーカードの性能を最大化するために用いられる技術である。 この2つの要素が組み合わさったUFSは、eMMCまたは外付けメモリーカードに比べて、速度と消費電力が大きく改善したのが特徴だ。 UFSは、ユーザーがモバイルデバイスで超高解像度(UHD)のコンテンツを見ながら他の作業を同時に行っても、遅延(バッファリング)なく楽しめるなど、デバイスの利便性を高めた。 サムスン電子は2015年1月に世界で初めて128GBのUFSを量産し、2016年2月には容量と速度を2倍に高めた256GBのUFSの量産に成功した。 [参考] メモリーカードの性能比較
[참고] 메모리카드 성능 비교
[참고] 메모리카드 성능 비교

速度は、それぞれの標準に基づいたサムスン電子製品の速度です。