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サムスン電子、次世代メモリー用ソフトウェア技術でレッドハットと連携

□ 次世代メモリーソリューション関連のソフトを開発、エコシステムの拡大を推進
 - レッドハット・リナックスなどオープンソースソフトの互換性を検証・PR

□ 下半期にSMRCオープン、次世代メモリーソリューションの開発・ 評価に向けた最適な環境を提供

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サムスン電子とグローバルオープンソースソリューションをリードするレッドハット(Red Hat)は、次世代メモリー分野のソフトウェア技術で協力する。 両社はNVMe SSD、CXLメモリー、コンピュテーショナルメモリー/ストレージ(Computational Memory/Storage)、ファブリック(Fabrics)など、次世代メモリーソリューション技術に関連するソフトウェアの開発とエコシステムの拡大に向けて連携を図る。 * NVMe(Non Volatile Memory express): PCIe技術をベースとした不揮発性記憶装置用インターフェース * コンピュテーショナルメモリー/記憶装置: 演算を分散処理できるメモリー/ストレージで、PIM技術を含む また、両社はサムスン電子が開発するメモリーソフトウェア技術がレッドハット・リナックスを含むオープンソースソフトをサポートするよう協力し、検証・PRも同時に進める。 近年、人工知能(AI)、機械学習(ML)、メタバース(Metaverse)など先端産業の発展にともなうデータ量の爆発的な増加により、データセンター向けメモリー/ストレージにおいてもパラダイムシフトが起きている。 両社は急増するデータの安全な保存及び処理に向けたCXLやPIMなど、次世代メモリーを活用する技術を開発すると同時に複数のメモリー/ストレージを統合し仮想化するファブリックを含むソフトウェアソリューションの開発のために積極的に協力する予定だ。 * PIM (Processing In Memory): メモリー内部にプロセッサ機能を加えることでメモリー内での演算処理を可能にする次世代メモリー半導体 サムスン電子は下半期に「サムスンメモリーリサーチクラウド(Samsung Memory Research Cloud, SMRC)」をオープンし、次世代メモリーソリューションの開発と評価に最適化された環境を提供する予定だ。 SMRCはサムスン電子の次世代メモリーを搭載した顧客社サーバーのハードウェアとソフトウェアを最適化するとともに性能も評価する環境を提供する。 サムスン電子のメモリー事業部AEチームのベ・ヨンチョル(副社長)は「今回のレッドハットとの協力を通じて、次世代メモリー分野においてハードウェアだけでなくソフトウェア技術も標準化を図り、安定したエコシステムの構築に期待する」とし、「協力を通じて業界の様々なパートナーとの連携を拡大し、新しい顧客価値を創出していく」と述べた。 レッドハットアジア太平洋総括のマルヤット・アンドレアス(Marjet Andriesse,副社長)は「到来するデータの時代にメモリーベースのハードウェアとソフトウェアの統合は必須だ。今回、サムスン電子と協力できることを嬉しく思う」と述べた。 サムスン電子はメモリーソリューションに関連する様々なオープンソースソフトウェアの開発に向けて積極的に活動する一方、業界のパートナーとの連携を拡大している。